「みなみのもり」という名前で、アルファポリスにて小説を投稿しています。
小説を書きはじめるにあたり、最初に大変だったのが「キャラクターの名前を考える事」でした。
西洋風のファンタジー(恋愛)小説だったので、西洋風の名前にしないと…だったのですが、何人も考えるのは大変(>_<)
そこで思いついたのが「花の名前を拝借する」方法です。
しかも、誕生花にしたら、キャラクターの誕生日まで自然に設定できる!というわけで、誕生花で名前にできそうなのを書き出し、それを参考に名前を付けていきました。
『悪役令嬢と聖なる予言の書~両片思いなのに婚約解消を目指してます~』という小説の中のキャラクターの名前をどうやってつけたのか、ご紹介したいと思います!
悪役令嬢一家の名前の由来
セレナ・ストルーク
主役の悪役令嬢です。とはいっても、悪役令嬢らしいところはほとんどないんですが…。
誕生花は3月5日のストック、花言葉は「逆境を克服する」です。
セレナとルーカスは誕生花で名前を決めようと思いつく前に、すでに名前をきめていたので、ファミリーネームの方が誕生花になってます。
よくみたら、マリエルもファミリーネームの方が誕生花でした。
マーロウ・ストルーク
悪役令嬢の弟です。
誕生花は8月14日のコモンマロウ、花言葉は「柔和な心」です。
エリゲール・ストルーク
セレナたちの父で、伯爵(辺境伯)です。
誕生花は5月27日のエリゲロン、花言葉は「遠くから見守ります」です。
バーベナ・ストルーク
セレナたちの母で、伯爵夫人です。
誕生花は5月24日のバーベナ、花言葉は「家族の和合」です。
婚約者一家の名前の由来
ルーカス・レオノチス
悪役令嬢の婚約者です。ぶっきらぼうで、女心がわからないけれど、主人公を溺愛してて、陽気で明るいキャラのはずが、なんだかダメ男になってしまい、いただいたコメントでけっこう怒られてます(笑)
ペディルム・レオノチス
ルーカスの父で公爵です。国王の従弟(いとこ)という設定です。物語の中にはほぼでてません。
誕生花は11月30日のペディルムで、花言葉は「ユニークな人」です。
ビスカリア・レオノチス
ルーカスの母で、番外編「公爵夫人は悪役令嬢を嫁にしたい~なのであなたはいりません~」の主人公です。
誕生花は7月28日のビスカリアで、花言葉は「望みを達成する情熱」です。
アスター・レオノチス
ルーカスの1歳上の兄です。ちょっぴりセレナに好意を寄せつつ、ルーカスを叱咤激励する役どころ。けっこう好きなキャラです。
クレメオ・レオノチス
ルーカスの3歳上の兄です。公爵家の長男。まったく物語にでてきてません(笑)
誕生花は10月5日のクレオメで、花言葉は「秘密の時間」です。
他の主要キャラの名前の由来
アイリス・ハミルトン
予言書(乙女ゲームの攻略本)でヒロインとなっている、簡単に言うと、前世もち正ヒロインです。
誕生花は4月5日のアイリスで、花言葉は「良い知らせ・虹」です。
マリエル・ローゼンタ
悪役令嬢のとりまき的な存在です。昔、いじめにあっているところをセレナに助けられ、セレナの事を崇拝しています。
誕生花は6月27日のローゼンで、花言葉は「温厚」です。
ノラナ・スターチス
悪役令嬢のとりまき的存在(その2)です。セレナの悪行日記を書いているという初期設定でしたが、セレナがまったく悪役令嬢してくれないので、没設定になりました。
誕生花は8月19日のノラナで、花言葉は「揺れる心」です。
ローカリアス王子
王子ですが、予言書(乙女ゲームの攻略本)にはモブとして載っている設定です。ハイスペックな美男子設定にもかかわらず、実は誰とも結ばれません。
誕生花は7月9日のヘメロカリスで、花言葉は「とりとめない空想」です。
もともとは、少しおっとりした中性的な少年のイメージだったのですが、書いてるうちに、切れ者(腹黒)なキャラになり、花言葉がいまいち合っていない感じになってしまいました。
アリウム・デンファーレ
植物学の先生です。作中ではアリウム先生と呼ばれているのですが、ファーストネームで呼んでるやん!って途中で気づいてしまいました…。なので、勝手な裏設定で『最初の自己紹介の時にファーストネームで呼ぶように言った』ということにしてます(笑)
誕生花は7月14日のアリウムで、花言葉は「正しい主張」です。
ディルフィニウム・ライラック
通称ディル。男爵家の一人っ子でノラナの幼馴染です。ハミルトン商会でバイト中。
誕生花は6月11日のライラックで、花言葉は「初恋の感動」です。
ディルフィニウムの元になったデルフィニウムも4月14日の誕生花で、花言葉は「移り気」。一見、女の子に気が多そうな感じに見えて、本質は「初恋」にとらわれている、ということで、ライラックの方を誕生花としました。
最後のしめとPR
最初は花言葉をキャラクターの設定にあわせてたんですが、花言葉と名前の雰囲気を合わせるのは難しく、あんまり合ってないキャラもチラホラ…。
ただ、この名前のつけ方は、けっこう良かったんでは?と自己満足しております。
もしご興味をもたれたら、アルファポリスにて小説を読んでいただければ幸いです。
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